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罪と罰

会社の先輩からちょうど熟れた桃をいただいたので、つぶさないように大事に大事に持って帰る。皮剥くのがめんどうなので(…)滅多に果物買わないんですが、多少の労苦を伴ってでも美味しいものは食べたいの。というわけで、乱切りにした桃に冷え冷えのフレシネ・コルドンネグロを注いでネットサーフィンする夏の夜。これだけなら別に良いんですが、23時に帰宅してフェットチーネ茹でて角切りベーコンとパルメザンと生クリームと卵黄でカルボナーラを作ってしまうあたり、ダイエットの神様がいるとしたら七回くらい死んで生まれ変わっても天国に連れて行ってもらえそうにない罪深さですね。発作的にこんなもんつくった原因で思い当たることと言えば、この間BSでイタリアのロマーニャ地方で作る生ハムがいかに美味しいかという番組を延々とやってて、うっかりバレエのレッスンに遅刻しかけるくらい私はそれに夢中だったわけですが。中でも、お祖父ちゃんの代から街中の小さなバルを営んでる80歳近くのおじいちゃんが通いのヘルパーさんにお昼ご飯を作ってもらってるんだけど、黄色いフェットチーネにたっぷりのパルミジャーノとクラテッロを絡ませて生クリームで和えた黄金色の皿を台所で二人、仲良く囲んでる姿があまりにも幸せそうだったので、自分の頭の中で一番近そうな料理をとりあえず。もちろん素材も技量もあの天国みたいなお昼ご飯とはほど遠いとは思いましたが、とりあえずカロリーをまったく気にせずにフライパンに生クリームを垂らす背徳感といったらたまりませんね。うふふふふ。でも明日体重計にのったらきっと死ぬほど後悔するんだぜ…。

残った半分の桃は、明日の朝バニラアイスと合わせていただきます。背徳のカルボナーラの残り半分と一緒に。

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